鮫小紋お召

10月に入りようやく涼しくなって参りましたね。


「今日はまだ絽?いやいや単衣?はたまた袷?!」
なんて、今年は着るおきものを迷われた方も
多かったのではないでしょうか。


つい先日も、
10月に入ったので当然「袷」!
とお召しになったのですが、
結局、「暑くて暑くて・・・」
というお声を聞きました。

このまま行くと衣替えの日も段々と変化していくのかもしれませんね。


さて、今回は京・矢代仁製「鮫小紋風通(ふうつう)お召」のご紹介。

小紋の非常に細かい柄を風通お召の技法で織り出した、
「矢代仁」さんの技術の結晶ともいえるおきものです。

「矢代仁」さんに大正期から伝わる裂(きれ)見本に
その存在は確認されていたのですが、
あまりの細かさゆえに現在では不可能とされていた技術を、
3年の歳月をかけて復刻されました。

小紋の格調ある文様と、
しなやかな肌ざわりとしわになりにくいお召が
見事に融合していますね。

もちろん袋帯などと合せてお茶会などのお席や、

そして染帯などと合せておしゃれに着こなす事もできます。

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