たとう紙

先日、古くからのお客様よりお預かりした

おきものを包んでいたたとう紙。


電話番号からは最低でも84年前以前のものである事が

うかがえます。

(調べると、この番号表記は電話の自動交換化の前のものらしく、

大阪の自動交換化は昭和3年。つまり84年前の事だそうです。)

あらためて古くからのお客様に支えられていると実感。

本当に有難く、身も引き締まる思いです。


さて、このたとう紙、

和紙で出来ていて、

実はおきものの湿気を吸収するという重要な役割を果たしています。


こちらは当社の現在のたとう紙。

岐阜県の美濃和紙(みのわし)で作られています。

残念ながら昔ほどおきものを着る機会が減った現代。

たんすにしまっておく期間が長くなっていますので、

よりこの湿気対策が必要となっています。


もしたとう紙に茶色のシミが飛んでいたらそれは

十分に湿気を吸収した証拠。

早急にたとう紙を取り替えましょう。


当店のたとう紙は、

紐も和紙で作られたこよりを使用しています。

新しいおきものを入れる時は

このこよりがピン!と張って、

使っていくうちにしなやかになって行きます。

小さな所ですがこだわりの部分です。

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