「網代(あじろ)」の天井
先日の東京展示会の会場
紀尾井町「ふくでん」さんにて、
網代とは杉や桧などの皮で編まれたもので、
日本家屋の天井などによく使われています。
仕事柄、京都の町屋などの古い日本家屋へ行く機会も多く、
この網代をよく目にします。
良い古い網代は色やけなどの見た目の味もさることながら、
人が部屋を歩いたりすると、
網代が「ワサワサ」というか「メキメキ」というか
なんとも言えないやさしい音で鳴くものがあって、
これは、その昔に賊が家に侵入した時に
音で知らせる目的もあったと聞いた事があります。
この網代、今では職人さんが減ってしまい、
使用されている日本家屋も激減していて、
昔の職人さんが作った網代は大変貴重なので、
古い網代がある日本家屋が取り壊される時には、
その網代を買い付けに来る人もいるとか。
残したい日本の職人技ですね。。。
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▼大阪心斎橋本店「店頭半額市」
平成24年7月16日(月)まで
(6月20日(水)7月11日(水)は休業)
▼東京帝国ホテルアーケード店「店頭半額市」
平成24年7月15日(日)まで
▼芦屋展
平成24年6月29日(金)
芦屋ラポルテ本館3階「山村サロン」
芦屋市船戸町4-1-301
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▼きもの「小大丸」 オフィシャルホームページ http://kodaimaru.com/
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