2012-01-01から1年間の記事一覧
今年も店頭にはゆかたが並びました。 ゆかたは着て行く場所や着付けに気軽さがあり、 やはり毎年幅広い年齢層に人気がありますね。 さて、このゆかた漢字では「浴衣」と書くだけに やはり元来は湯上りに着るものでした。 なので夕方以降に着るのが通常でした…
先日、古くからのお客様よりお預かりしたおきものを包んでいたたとう紙。 電話番号からは最低でも84年前以前のものである事がうかがえます。(調べると、この番号表記は電話の自動交換化の前のものらしく、大阪の自動交換化は昭和3年。つまり84年前の事だそ…
あやめの附下です。 この時期になると店頭に必ずならぶ「あやめ」のおきもの。中でも私は「あやめ」が自由に伸び伸びと描かれたこの附下がたいへん好きなのです。 上へ伸びる葉の躍動感花の柄の大胆さ薄い緑や濃い緑を使い分けて表現された立体感まるでキャ…
先日、 お客様に「竹」の柄の浴衣をお見せした時の事です。 そのお客様から「竹」の異称が 「此君(このきみまたはしくんとも読む)」という事を 教えていただきました。 中国の歴史書「晋書」王徽之伝の中で、 竹をこよなく愛する人が竹を賞して 「何ぞ一日…
今年も桜の季節。 私の地元西宮には日本桜百選となっている 「夙川」があります。 暖かい陽気の中での桜も良いですが 夜桜も風情があります。 きものの柄にもよく使われる「桜」 語源は「咲く」に複数系である「ら」をくっつけたという説があり、 古くは「古…
本日は 明日からグランキューブ大阪にて開催いたします、 「白春展」 の準備。。。 良い商品がたくさん揃いました! フォーマルからおしゃれものまで、春の新作をぜひお楽しみいただきたいです。 ―会期/会場― ▼大阪展 平成24年3月30日(金)・31日(土) 中之島…
まだ少し肌寒い日が続いておりますが・・・ 一足早く春を味わっていただきましょう! 春の新作きもの展示会「白春展」 を開催いたします。 振袖や留袖、訪問着といったフォーマルから 小紋や紬、名古屋帯などのおしゃれ着まで。 新作きものが出揃います!! …
雨が多い毎日ですが、 桜のつぼみも少しずつ付き始め、 本格的な春の陽気ももう目の前です。 さて小大丸では 振袖の新作が入って参りました。 大学の卒業式シーズン、 振袖に袴という卒業生の方々をよくお見かけします。 振袖がお嬢様方の人生の節目に華を添…
ここのところ 晴れたり雨だったり曇ったり・・・ そんな空の変化を 昨年携帯から買い変えました スマートホンのカメラで 撮影していたら これが結構ハマってしまいました。 「晴」 「雲」 「朝」 「曇」 日によって、時間によって、 空や雲の表情が変ってお…
毎年、成人式が終わったあたりから、 来年あるいは再来年に成人式をお迎えになられる お客様のご来店が多くなります。 お振袖のお客様はお母様はもちろん、 おばあ様、おじい様もご一緒にお越しになる事も多く(もちろんお父様も)、 それだけお嬢様の晴れ姿…
寒い日が続きますね。本日は東京帝国ホテルアーケード店へ来ております。東京は昨日雪が降りました。 さて、以前にもご紹介いたしました、◆「綴豆袱紗」「ふくさ」としてや、インテリアにも最適と、たいへんご好評をいただいております。椿紋 今回はその新作…
さて、 今年最初のきもの展示会 「さわらびの宴」 を開催いたします! 今年初めての会は ●特別展「振袖展」●「十三参り展」●「爪掻き本つづれ帯展」 と会場企画も充実です! 詳しくはこちら! http://kodaimaru.com/exhibition.html お気軽にお越しいただける…
大寒を過ぎ、本格的な寒さ到来。。。 全国で大雪が降っています。 それでも幼少の頃の方が、 耳がちぎれんばかりの寒さの日が もっとあったような気がします。 やはり地球温暖化なのでしょうか。 さて今回は 「よろけ疋田紋様」 小紋のご紹介です。 「疋田」…
梅田三越伊勢丹の6階呉服売り場にて、 「摺り疋田」 の体験をしてきました! 「摺り疋田」とは、 江戸初期から伝わる技法で、 型紙を使用してハケで染料を摺り込み、 絞り染めの代表的な柄である鹿の子模様(疋田模様)を 型によって染める技法です。 ▼鹿の…
毎年恒例 今年も「十日戎」西宮戎神社へお参りへ行ってまいりました! 今年は10日「本戎(ほんえびす)」の前日「宵戎(よいえびす)」。 今年もすごい人・人・人。 でもこの雰囲気が「えべっさん」のええところ。 これを味わわないと「えべっさん」とは言え…
皆様 新年明けましておめでとうございます。 健やかなお正月をお迎えになった事と存じます。 今年も相変わりませず、 ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 今日は心斎橋本店の仕事始めでございます。 店頭では毎年恒例となりました打掛や振袖、 袱紗や…